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​車両紹介

例えばセブンを例にとると、形は半世紀の間ほとんど変わっていないシーラカンスのような車です(笑)しかし、中身はそれぞれほぼ別な車と言えるほど内容が違っていたりして面白いです。車両名に下線があるところはクリックすると特設ページが開きます。

近年のSEVEN

往年のSEVEN

載せ替えちゃったSEVEN

SEVEN以外のSLW

実はかなりたくさんありますが、ここではいくつか紹介させていただきます。

英国でのSEVEN

 Catherhamや類似の車両はキットカーと呼ばれ、英国では組み立てキットとしても販売されています。注文すると、ある日デカい木箱が届き、その中にはフレームやエンジン、ミッション、配線、様々なネジなどが入っています。それを家のガレージで組み立て説明図に沿って、自分で組み立てます。1/1サイズのプラモの感覚です(笑)楽しいでしょうね〜!英国では、完成した車を買うと物品税が高いけれど、キットだと安いというのも一つの理由のようです。組み立てるのも楽しいですし、自車の構造を隅々まで知った上で乗ることができるので、安全意識も高まっていいと思いますね。残念ながら、日本では法規の都合上、キットカーとして組みたたた車はナンバーが取れません。しかし、SLWクラスはナンバー無しでもOKなのでいつか英国からキット購入して組み立てて出場してくれる猛者が現れたら歓迎したいと思います!
 このような風土もあり、ならば、好きなEg載せちゃおう!とか、そもそもフレーム自体から自分好みに作っちゃおう!という猛者が当然のように現れます。さらに、会社として自社設計をしてセブンに似た車を販売するところもあります。この手の会社は英国だけでなく実は世界中に存在し、自社の理想を盛り込んだ車を製造されています。一般にセブンに似た車であることから“ニアセブン”と呼ばれることが多いです。ロータスの源流を受け継いだケータハム こそが本物であとは偽物だ!とか、ケータハム だってロータスじゃないんだからニアセブンだ!いやいや、本当はバーキンこそが源流を汲んでいる・・・以下略、なんていう論争も巻き起こりやすいです(笑)実際には、それぞれの会社がそれぞれのアイデアを注ぎ込んだ「本物」だと思います。各社の理念や独自のアイデアを見ると面白いですよ。実のところ数え切れないほどのニアセブンが存在しますが、比較的日本でもお目にかかりやすいいくつかを紹介させてもらいます。

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